蘭州市から車をチャーターして160km離れている冶海(イェハイ)へ。冶海はチベット族の聖なる湖、神様の魂が宿っていると言われている。標高2610mの渓谷にあり、山頂に上がらないと見れない。山頂に上がるには2つのルートがあり、自力で上がるか乗馬して遠回りするか。山頂はあまり高くないので、僕らは自力で上がることにした。しばらく上がっていくと、「飲馬泉」と「神泉」に出会う。更に上に行くとチベット様式の白い塔が見えた。塔のあたりに着くと、冶海は現れていた。太陽の光を浴びてキラキラ輝きエメラルドグリーンの湖面は、後ろに切り立つ山、真っ青な空、流れる雲とのコントラストは絶妙。手付かずの自然が残っている素晴らしい光景だ。機会があったら、ぜひ訪ねてください。